バルサを破ったディ・フランチェスコ監督とは?またその戦術は?

カンプノウで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第1戦、バルセロナ対ローマの4-1という結果は、さほど驚きのないものだった。ローマからしてみれば、最初に2つのオウンゴールを献上するという勿体無いような試合だった。80分にジェコがアルバを背負いながら、シュートを放ち、1点返すのがやっとだった。スタッツを見ても、シュート数はバルセロナが倍以上。しかし、この1点が準決勝の行方を左右する事になるとは……

そして第2戦目。番狂わせが起こった…..その興奮はハイライトを見た方が早いかもしれない👇

スタジアオ・オリンピコをホームとするローマが今シーズン、リーグ戦無敗のバルサを3-0で破った。ポゼッションこそ、バルサが上回るが、バルサのパス成功率が80%を切るのは、珍しいのではないか!? ポイントはディ・フランチェスコの戦術にあった。まず第1戦目の4バックから、3バックへ変更。

前線からハイプレスを仕掛け、ジェコがテア・シュテーゲンのパスコースを片方のサイドに限定するようにプレッシャーをかける。また中盤より前の人数を増やし、バルサのサイドバック及びミッドフィールダーのパスコースを遮り、結果、バルサはロングボールを多用せざるを得なかった。そして、空中での競合いは比較的小柄なバルサの選手よりローマが優勢だった。ローマの攻撃は、ポストプレーができるジェコにボールを集める事と空中戦だった。ただ、ジェコは裏のスペースにも走る事ができ、結果、最初の2得点は、ジェコが裏のスペースに走った事から生まれた。戦術に長けていると言えば、やはりイタリアだが、そんな大逆転劇を演じた監督とは?

エウゼビオ・ディ・フランチェスコ
【プロフィール】
国籍: イタリア
生年月日:1969年9月8日(48歳)
身長:178cm
主な監督歴: サッスオーロ (2012~17)
・選手としては、ミッドフィールダーで活躍。ローマでプレー。中田の元同僚。
・サッスオーロでセリエB優勝。

実は、チャンピオンズリーグのグループステージで、チェルシーとアトレティコを抑え、1位通過していた。

【戦術】
ローマ時代にゼーマンから強く影響を受けており、基本システムは、縦への志向がきわめて強い4-3-3。コンパクトな陣形を保ち、組織的かつアグレッシブなプレッシングでボールを奪取。そこから素早くスペースにボールをつないで、横パスを極力使わず、縦へと攻め上がる組織的な速攻スタイル。選手同士のボジションは流動的で、ウィインガーが攻撃のキーとなる。