ユーヴェ対ナポリ戦とスクデット争いの行方

4/22にユヴェントスのホーム、アリアンツ・スタジアムで行われた首位ユーヴェ対2位ナポリの直接対決は、個人的には、予想外の結果だった。それはスタッツを見てもらえば、納得出来る。

ホームのユーヴェがナポリに圧倒的に支配されていたからだ。ユーヴェのシュート数は1、枠内シュートに限っては0である。ポゼッションこそ、ナポリが若干有利だが、ナポリはユーヴェに決定的なチャンスを作らせなかった。ナポリもシュート数は多く、枠内シュートもあるものの、ユーヴェの固いディフェンと、守護神ブッフォンの前に決定的なチャンスは、ほとんどなかった。得点の匂いさえしなかった。ただ気持ちでは、ナポリがユーヴェを圧倒していた事は間違いない。勝てば、首位との勝ち点差は、1。負ければ、7に広がり、事実上、ユーヴェのスクデットが決定したからだ。そして、その時は、後半終了間際にやってきた。コーナーから195cmのクリバリ選手(セネガル代表)がディフェンスを振り切り、高い打点のヘッドでゴールに突き刺し、試合は終了した。攻守共に、この試合のMVPと言ってもいい。

また、ナポリのサリ監督の縦へのティキ・タカサッカーと称されるスタイル、中盤でボールを失うと、すぐにプレスをかける守備、交代枠を使い切って、勝負した手腕も賞賛に値する。同じサッカースタイルであるマンチェスターシティとチャンピオンズリーグで対戦し、グアルディオラが敬意を示したのもうなづける。

ハイライトは👇

スクデットの行方は、7年連続のスクデットがかかったユーヴェがまだ自身の手中に治めているものの、チャンピオンズリーグ争いをかけた5位インテル、3位ローマ、ミランの試合を控える。一方のナポリは、9位以降のフィオレンティーナなど、相手に関しては、ナポリが有利で、ユーヴェが勝ち点を取りこぼせば、ナポリのスクデットの可能性も、十分にありうる。セリエAはスキャンダルの影響で、衰退の一途を辿っていたが、チャンピオンズリーグでバルサを破ったローマの活躍もあるし、今後のスクデット争いも注目である。