ドイツ代表: 黄金世代

ドイツはワールドカップでブラジルの次に優勝している国である。しかし、90年に西ドイツとして、優勝してから、ブラジルワールドカップで優勝するまで、実に24年を要した。そこに至るまでの道のりは、改革を伴うものであった。

94年のW杯で、ブルガリアに準々決勝で敗れ、98年には、フランスで3−0でクロアチアに敗れた。2000年にはグループステージで敗退した。

こうして他国が発展している中で、成功を収めるには、テクニックに長けた選手が必要だった。2000年以降、国内には、366のトレーニングセンターが設立され、約1,000人のコーチが若いタレントを発掘し、育てる為に配置された。

そして、その結果は徐々に実を結ぶようになる。2007年に韓国で行われたU-17ワールドカップで、優勝国ナイジェリアに準決勝で敗れたものの、トニ・クロースはゴールデンボールを受賞する活躍をした。2009年にスウェーデンで行われたU-21欧州選手権では、優勝を果たす。その時のメンバーがノイアー(GK), ポアテング(DF), フンメルス(DF), ケディラ(MF), エジル(MF)といった現在のドイツ代表中心メンバーである(クロースは含まれなかった)。こうした選手達は、20代前半のうちにバイエルン・ミュンヘンやレアルマドリードというヨーロッパのトップクラブで、リーグ優勝やCL優勝を経験し、トップレベルの経験を積み重ねている。

ドイツ代表は、いわば、勝つ事に慣れた常勝チームであり、ブラジル、フランス、スペインと共に優勝候補である事は間違いない。

3月に親善試合した時の主要メンバーは以下の通り(ブラジル代表(0-1 敗北)、スペイン代表(1-1引分))
フォーメンションは4-2-3-1
(GK)
トラップ(パリ・サンジェルマン)、テア・シュテーゲン(バルセロナ), (ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)は怪我から復帰間近でメンバーに入ってくる可能性は高い)

(DF)
ポアテング(バイエルン・ミュンヘン), フンメルス(バイエルン・ミュンヘン), リュディガー(チェルシー), キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン), ヘクター(ケルン), プラッテンハルト(ヘルタ・ベルリン), ギンター(メンヒェングラートバッハ)


(MF)
ケディラ(ユヴェントス), クロース(レアル・マドリード),  エジル(アーセナル),ギュンドアン(マンチェスター・シティ),サネ(マンチェスター・シティ),ドラクスラー(パリ・サンジェルマン),ゴレツカ(シャルケ),

(FW)
ミュラー(バイエルン・ミュンヘン), マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト), ヴェルナー(RBライプツィヒ)