PFA 年間ベストイレブンとスタッツ

4月の中旬に、PFA年間ベストイレブンが発表され、優勝したシティからは、5人が選出された。今回、ベストイレブンのスタッツを紹介したいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


フォワードからは、サラー、ケイン、アグエロが選ばれた(左から得点を決めた順)。1試合あたりのゴール数を見ると、サラーが高いが、アグエロはケインより高く、試合数がもっと多ければ、もっと得点を重ねていただろう。右足、左足、ヘッドとほぼ満遍なく決めているのが、ケインで、サラーとアグエロは、利き足での得点が多い。パス成功率では、パスサッカーをするマンチェスター・シティのアグエロが83%と高いが、アシスト数はサラーが一番多い。また、アグエロとサラーはケインよりもドリブルで仕掛け、突破している回数が多いことがわかる。アグエロとサラーは、自分で得点でき、周りにお膳立ても出来れば、自分で突破出来る。

サラーについて特筆すると、リヴァプールの80得点中、50%が彼から生み出されている(37節時点)。また、リーグ戦、カップ戦、チャンピオンズリーグといった全ての大会で、40得点以上を決める活躍は、2007-08シーズンのロナウド以来のものとなる。結果として、サラー選手はPFAの最優秀選手賞も受賞した。

アグエロについては、7シーズン目で、これが実は、はじめてのPFAベストイレブン選出である。ちょっと意外。チームメイトのヤヤ・トゥレやシルバの影に隠れてしまったのと、得点王になった年に優勝できなかった事もあるかもしれない。

 

次はミッドフィルダー。デ・ブライネ、シルバ、エリクソン(左からアシスト数が多い順)。ミッドフィルダーは大きく分けて、攻撃と守備という2つの点を見ていきたい。いずれの選手も、攻撃的ミッドフィルダー、セントラルミッドフィルダーとしてプレーできる。
得点能力に関しては、得点数、枠内シュート率から、エリクソン選手が他の2人より高い事が伺える。シルバも試合数が少なく、枠内シュート率が低いわりには、得点を重ねているが、それだけシティでシュートチャンスがあるという事でもあるだろう。パス成功率では、パスサッカーをしているシティの2人がより高く、アシスト数も多い。シルバのパス成功率89%は、プレミアリーグの攻撃的ミッドフィルダーの中で最も高い値となる。ドリブル成功数では、デ・ブライネは、エリクソンの倍以上で、ドリブルに長けており(サラーやアグエロほどではない)、また、シュート、バスも相対的に値が高い事から、攻撃万能型と言えるだろう。タッチ数は、シティの2人が平均で20以上もエリクソンと差をつけている。これは、いかにシティのポジェッション率が高いかを示している事でもあるだろう。

続いて、守備。タックル成功率では、デ・ブライネが、デュエル成功率では、シルバが高い数値を出している。エリクソンは、2人に比べて、デュエルやタックル成功率は高くないものの、インターセプト数は多い。攻撃のみならず、守備の面でも、デ・ブライネが全てにおいて相対的に高い値を出しており、攻守において、欠かせない選手である事は言うまでもない。

 

次はディフェンスで、センターバックの2人。37節時点で、シティの失点数27は一番失点数が少ないチーム。ポジェッションサッカーで、相手に攻撃チャンスを作らせないと言う事でもあるが、オタメンディの活躍も一部にあるだろう。オタメンディのタック成功率は、74%とフェルトンゲンよりも10%ほど高い(リーグが違うが、セルヒオ・ラモスも74%)。ただ、デュエルにおいては、フェルトンゲンより11%低い。シュートブロックはほぼ互角。インターセプト数はフェルトンゲンの方が12ほど多い。フェルトンゲンの方が守備の全てにおいて、相対的に値が高いといったところだろう。
一方、オタメンディはコーナーから得点し、攻撃でも貢献している。また、パス成功率は92%で、プレミアリーグの中で最も高いパス成功数を記録している。

スタッツには載せなかったが、キーパーのデ・ヘア選手は、37節時点で、クリーンシート数は18とトップ(2位はシティのエデルソンの16)。


今日のところはここまで。意見でも感想でもContactからメールくれたら、嬉しいです。