フランス代表とベルギー代表の戦術/スタッツプレビュー

フランス対ベルギーの準決勝を控え、簡単な戦術とスタッツのプレビューをしていきたい。

まずはフランスから🇫🇷。

フランスは、初戦のオーストラリア戦以外、4-2-3-1の フォーメーションで戦ってきた。左のミッドフィルダー のポジションには、マテュイディのイエローカードの出場停止により、準々決勝ではトリッソが入ったが、おそらくマテュイディが入るだろう。
そして、攻撃時には、両サイドバックが押し上げ、ポグバを攻撃に参加させる為、カンテが中に絞る。特に、右サイドのパヴァールがエムバペ(ムバッペ)のスペースを使って上がる場合が多い。

 

 

 

デイフェンス時には、相手にもよるが、4-4-1-1のような形をとる。特にアルゼンチン戦では、マテュイディとカンテのコンビで、メッシを上手く封じた(メッシが下がって受ければ、マテュイディが、フォルス9のポジションで受けようとすれば、カンテが待ち構えていた)。


次はベルギー🇧🇪。

ベルギーは、3-4-2-1のフォーメーションを起用していたが、ブラジル戦に限っては、4-3-3のフォーメーションに変更した。デ・ブライネをフォルス9(偽9番)で起用した事がポイントだ。日本戦で交代し、活躍したシャドゥリとフェライニをスタメン起用したのもポイントだった。
ベルギーはポジェッション/攻撃時には4-3-3から3-4-3のフォーメンションを取った。ムニエが上がり、ディフェンダーの他の3人がスライドする形だ。3-4-2-1のフォーメンションでは、デ・ブライネは深い位置からパスを供給していたが、この形のほうが、デ・ブライネの攻撃力が活きる形となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルギーは左サイドの守備に課題がある。カラスコもシャドゥリもウィンガーで、守備が得意というわけではない。フェルトンゲンは、本来CB(コーナーバック)だが、4-3-3のフォーメーションでは左サイドに起用した形だ。フランスの右サイドであるエムバペ、パヴァールといった攻撃には注意が必要で、ブラジル戦と同じ、4-3-3のフォーメーションを起用してくる事も考えられるが、フォーメーションやメンバー変更してくる可能性もある。

最後に両チームのこれまでのスタッツを見てみたい。
攻撃力は、ベルギーが1試合あたり2.8得点と大会1の得点力を誇るが、フランスも守備の硬いウルグアイ相手に2得点して勝利したので、侮れない。ベルギーは、ルカクが4得点をとり、大会得点ランキングで2位につける。また、アザールも2得点、2アシストの活躍。フランスは、エムバペとグリーズマンが3得点ずつを取る。

フランスは、アルゼンチン戦で3得点を喫したが、5試合中3試合がクリーンシート(無失点)で、ベルギーよりも失点数は少ない。特にレアルのヴァランとバルサのユムティティのコンビは手堅い。ベルギーもGKクルトワ、フェルトンゲン、コンパニ等、プレミアリーグで活躍する選手達が揃っている。

ポジェッションはフランスが、パス成功率はベルギーが若干上だが、おそらく中盤での拮抗した試合が予想される。ただフランスも、ベルギーもポジェッションが相手を下回りながらも、それぞれアルゼンチン、ブラジルを破った為、ポジェッションはさほど関係ないだろう。

今から準決勝が楽しみである。

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