リヴァプールがリーグ戦を制する3つの理由

1.  リヴァプールの補強
昨シーズン、リーグ戦では4位、一方のチャンピオンズリーグでは、決勝まで進んだリヴァプール。得点力は、チャンピオンズリーグのチームの中で一番だった。ポテンシャルはあるものの、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムと比べて、他の大会を戦いながら、リーグで安定して結果を出せなかったとも言えるだろう。弱点と思われたゴールキーパーには、ブラジル代表のアリソンをローマから獲得(アリソンの記事はこちらから)。また、ミッドフィルダーには、ライプツィヒからケイタを、モナコからファビーニョを獲得した。また攻撃陣には、ストークからスイス代表のシャキリも獲得し、スターリッジがローンから戻ってきており、昨シーズンよりもチームが強くなっただけではなく、チームとしての厚みも増している。プレミアリーグの中でも、補強で最も成功したチームの1つと言えるだろう。一方で、マンチェスター・シティ、トッテナムについては、ほとんど補強を行わなかった。

2.プレミアリーグ連覇は難しい
最後にリーグ連覇を達成したチームは、2006-07, 2007-08, 2008-09シーズンの3連覇を達成したマンチェスター・ユナイテッド。この時のマンユーには、クリスチャーノ・ロナウドがいた。しかも、2007-08シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグとリーグ優勝の2冠を達成しており、ヨーロッパのトップレベルのフットボールを維持しない限り、プレミアリーグでの連覇は難しい事が予想される。

昨シーズン、ペップのマンチェスター・シティは、プレミアリーグでは、2位のマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点差19をつけて、無敵だった。だが、一方でペップが最も苦手とする監督は、ユルゲン・クロップでもある。補強したリヴァプールは、リーグで安定した成績を出せれば、ペップを悩ませるに違いない。

3. クロップの3シーズン目
ユルゲン・クロップは、トーナメント方式で決勝まで進んでも勝てないと言われている。リヴァプールでは、ヨーロッパリーグの決勝進出、チャンピオンズリーグ決勝進出しているが、いずれも敗れている。だが、その一方で、
マインツとドルトムントで監督として指揮を取り、マインツの3シーズン目は、マインツをブンデスリーガ1部へ導いている。ドルトムントでは、3シーズン目にブンデスリーガで優勝を果たしている。ということは、リヴァプールの3シーズン目も何か起こる事を期待せざるを得ない。

まだシーズンは開幕したばかりで、各チームの出来を見る必要があるが、ホームで、ウエストハムを4-0で下したリヴァプールのスタートは上出来のように見える。